2月26日処理
写真のように大きくカットすれば、この組織には
多様な雑菌が付着生息しており、この雑菌の根絶は殆ど不可能であった。
雑菌を殺せば・・・植物組織も殺されるからである。
ところがラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を使用すれば、
雑菌が生育する前にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が生育して
優占するので、雑菌は繁殖できない・・・。
ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 は植物に共生して生育を助ける菌であるから、
植物自生地における生態系を具備した苗が生まれる。
根域エンドファイトを具備した苗である。
この苗を圃場に定植すれば、根域にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が
繁殖し、病害菌を撃退する・・・。
完全ウイルスフィリー苗を育成する場合は、ランのメリクロン技術と同じように茎頂の組織を培養するが、
コンタミに犯される場合が非常に多い。
この画期的な育苗法は、ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が、植物病害菌、コンタミ、空中浮遊雑菌に対して優占菌になる能力を持つことから、
これを利用して大きな組織(上記写真)を挿し木しても、組織に付着した病害菌、雑菌の生息、繁殖を不可能に出来ることから、
簡単に病害菌の無い完全無農薬栽培用の苗を作成できる。
この方法では「完全ウイルスフリー」株は出来ないが、フリー株から大量増殖する場合に用いることが出来る。
又は、栽培上で問題にならないウイルスでは何ら問題はない。ウイルス以外の病害菌は完全にフリーに出来る。
実生苗から・・・完全無農薬栽培用の苗を大量に生産可能である(トマトなど・・・・)
果樹、バラなどでは簡単に台木、自根苗を作成することが出来る。(ブドウ、ブルーベリー、バラ・・・などなど)
挿し木出来る植物なら全て無病苗の大生産が簡単に出来る。
完全無農薬栽培の成功は、苗時代から的確な無病苗生産が必要である。
ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株 (正式名称)は、無病苗生産を可能にした菌である。(ラン菌ハ菌・・・ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株)。
その実証試験を行った。
尚、この生産技術は近い将来「特許出願」の予定なので、詳細は非公開です。
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